ソラニン【宮崎あおい主演】
宮崎あおいで泣きたい。
《ソラニンとはジャガイモの表皮や芽、ホオズキ、イヌホオズキなどに含まれている、毒の名称。》
社会人二年目の芽衣子〈宮崎あおい〉は今の平坦な人生に悩んでいた。将来について具体的な考えが浮かばない上に社会や大人に不満を抱える日々。
一方同棲相手で彼氏の種田〈高良健吾〉はバンドとバイトを掛け持ちしつつ毎日練習してはいるがいまいちバンドに熱が入らない様子。
そんな種田を見た芽衣子は思わずバンドを一生懸命してほしいという思いを叫んでしまう。
その言葉でバイトを辞め、バンド一本で頑張る種田だったが人生はそう上手くはいかない…。
【感想】
感動。
二人のすれ違う人間関係を描く映画かと思いきや最後のライブシーンで鳥肌。
これを見ればバンドやりたかったなぁと必ず思うはず。
ちなみにソラニンは作者の浅野いにおが作詞し、ASIAN KUNG-FU GENERATIONがそれにメロディをつけたもの。
エンドロールの曲もアジカンが担当しています。
ソラニンって曲はちょくちょく聴いていたけれどこの映画を見てから更に好きになりました。
宮崎あおいの日常を映す演技力は凄いですね。
若い恋人達を上手く表現しています。
宮崎あおい主演の映画で好きだったのが'少年メリケンサック'。
小学生くらいの時よく見てました…。
その時は気付かなかった宮崎あおいの透明感と演技力。
もう30過ぎてるらしくてびっくり。
時間は経つのが早いですね。
この映画の見どころは何と言ってもラストのライブシーン一択。
泣きます。
《評価》
ストーリー★★★★☆
感動★★★★★
宮崎あおい★★★★★★★★
ps.主演以外にも桐谷健太、ARATA、近藤洋一(サンボマスター)など層が厚いです。